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日日是策案日記  ( 2022-08 )

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2022/08/29 21:26:40

僕がシブイオンガクと名付けたのは、

何度か書き残してきた報道写真家宮嶋茂樹いわゆる不詳・宮嶋さん名義の著書に、頻出したシブイ。という表現が出どころ。

偶然、動物写真家へ転じた小原玲氏追悼の記事を今頃になって見つけて読んでいた。

宮嶋も60過ぎてるのかあ。驚くのが遅いか。自分も50をとっくに過ぎてるんだものなあ。

でも、未だ変わらない宮嶋の様子を読めて、よかったなあ。と思うのでした。そう、僕もあまり、変わり映えはしないままの人生。

2022年08月29 日 21時26分40秒

2022/08/27 18:25:51

つかいみちのないファイルを作ってしまった

今朝蒸し暑く、走ったせいで滲む汗を拭くのも忘れて、ヘッドホンをつけたり外したりの録音作業をしていたところ、時折、視界のどこかで何かが動くのです。

あ。いるな。と思いました。そんな気候ですしね。僕は基本的にそこで焦って殺生をするタイプではありません。しばらく、そのまま作業をしていました。

カサカサと音がします。カサカサか。妙に主張するじゃないか。振り返ると、やはりそこにいるのです。しかし、存在を主張するつもりではなく、弱っているようです。あんなに足があるのにびっこです。ならば、ほっとこ。

こっちは忙しいのです。昨日いれたコーラスパートは、譜面を作ってあったせいか、自分としてはかなり高精度のものだったから、これは活かすことにしよう、あとは混ぜ方なのだ、などと呟きながら。

ふと。右足を掠めるものがありました。なんだよ。なんなんだよ。かまってちゃんかよ。

しからば、撮ってやろう。

と、その後数分に及びその被写体を動画で収めたのでした。撮っているうちにも移動をするので、ファイルは切れ切れになります。

6本目の動画を撮り終えた時、はたときがつきむした。

こんなもの、どこにも使えないじゃないか。

自分の愚かさに改めて直面した瞬間でした。


夏です。法事です。電車内でひと眠りを終えて目覚めたので、今朝の思い出を書きました。ご希望の方はないと思いますが、削除はせずに肥やしにしようと思いますあの動画。

それでもまあ、今日はよく働いたな。月末だ。またしゃべり損ねた。

2022年08月27 日 18時25分51秒

2022/08/26 10:52:15

月間一万五千人のリスナーって書き方は、どうかと思うけれども。

スポティファイのお話です。今、それくらいなのですって。無論、聴きたくてそれを選んで聴いている人の数だけでなく、たまたまアプリがランダムに選んで再生している分も含め一ヶ月の 延 べ で、一万五千人分のデバイス上でカウントされた数字、ということになります。

これは正直、僕らなどにとってはありがたい話です。宣伝する手間ゼロですから。万が一、億が一の可能性を、発生させてくれているわけです。すごいな。

この回数を、つまり聴いてもらう機会を増やすには、おそらくどこかの数値までは、確率や統計で弾き出される程度の結果でしょうから、今年綿々と続けてきたリミックスアップロードの作業は有益だったし、尽きないネタをこれからも、地道なお仕事として続けます。

以前、どうぶつえかきうたが、10000000回再生した時もそうでしたが、あまりに普段見かけない桁の数字を見ると、それが今後の何につながるかさっぱり分りもしないくせに、昂りますね。あと、マニアだけが聴いてるんじゃないんだぞ、という当たり前の責任感が、今さらやっと、湧いてきます。ちゃんとしないとねえ。

えかきうたは再生数が増えたおかげで、いろんな使われ方をしましたし、紹介されたりもしました。良いことも悪いことも起こりましたが、良いことがあったのだから晒される回数が増えるのは、結果的に良いことだろうと信じています。

2022年08月26 日 10時52分15秒

2022/08/25 12:10:02

日本に富士見という地名は沢山ありますが。

先週のライブで少しお話をしました。

埼玉県富士見市の、市制五十周年を記念する無数のイベントのなかに、ホールで演奏する人募集、というものがあり、これをご紹介いただくがままに、音源を添えた審査書類を応募していました。七月のワンマン前でしたか。

こういったものは、まず所縁のある人から枠を埋めていくでしょうからまあ、傍目に面白半分に応募してきた僕などは、はなから対象外でしょうし、どうしようもなく枠が空いてたら呼ばれるかな、くらいの気持ちで応募していました。せめて、四曲くらいあらためて歌った生演奏音源を添付して。


というわけで、応募したこともすっかり忘れていた先週のライブの始まった頃に、出演決定のお知らせがメールで来ていたのです。

出演時間は三十分。

十一月二十日日曜日の、午前中の枠だそうです。

たまには、見晴らしのいいところで歌わせてもらうのもいいかな。

場所は、えーと。富士見市役所の隣。どこよそれ。すぐそばに、ある年、ららぽーとが出来たのでしたっけ。

ちょうど十年前の今頃、僕は自転車でその辺りを走り回っていましたが、大型商業施設なんかまだない、非常にのどかな国道254バイパスでした。

詳細は、詳細情報が届いてから、また。記します。届いていないのですよ。そして、現時点どこを検索してもイベント自体がまだ、謎なのです。

2022年08月25 日 12時10分02秒

2022/08/21 13:30:58

ご来場ありがとうございました

八月のライブが終了です。月に一回だと、ああ、また次はしばらく先だね、と思います。

配信接続して臨んでくださった皆さんも、ありがとうございます。

特別あらたまって言ってみせているつもりではありませんが、こうして謝辞を書こうとテキストエディタに向かってみると、ぼんやりとそれらの言葉が出てきます。

そして今さらながら、どうか楽しんでもらえましたように。


実は、ライブの直前までセットリストに入れ忘れていたのが、八月の新曲といううたでした。それ自体は迂闊でした。ちょっと練習不足なのね。いやそれはともかく、この三週間くらい新しいうたを沢山作った心持ちのまま、臨んでいたこともあったのでしょうか。またしても今月も、客席にちゃんと人がいてくれる、という奇跡的事実のありがたさを思います。

だってねえ、今回新しく作ったぞ、と言いながら歌ったのは、ハンバーグに愛の記録です。これまた今さらですが、このうたがどこまで残るのか、いつまで歌えるのか、分かったもんじゃない、海のものとも山のものとも、それすら分かりにくいうたです。そんなものを聴きに来てくださるのなんて、感謝ばかりです。口では、酔狂な人たちだねえというけれども、さ。


去年末から半年にわたって、自分のよく歌ってきたうたたちの価値を見直す意味で、セットリストを作ってきました。七月のワンマンライブを一区切りにして、今後は次のセットリストに転換します。まだまだ迷いもありましょうが、時期を区切って、そのようにしてみようと思います。来月は、どうなるかしら。また、みんな会いに来てくれるかしら。いや、会いにきてもらえるように、生きていよう。そう強く誓う、八月でした。

2022年08月21 日 13時30分58秒

2022/08/15 19:26:17

はたと思い出して送信。

はたと思い出しました。そうだ会社員時代の、気やすく話してくれる楽しいキャラのお姉さんを歌に無断で登場させていたっけ。

これがアリとなると、あらゆる自分の過去の、実在するけれども決して会うことのないだろう人を実名で歌の中に入れてしまうことが可能になってしまいます。

いくらなんでも、そりゃどうかなと思うのです。今更なんですけどね。

ごもっともです。たしかに、ワタナベさんもワタイさんも、実在でした。フジイさんだってそうです。キムラさんは嘘ですがコバヤシさんは実在です。

でもまあ、苗字だけならいいだろ、という気楽さです。そして何より、彼らは友人知人ではありません。

マツモトさんは、間違いなくその名前を持つ知人です。一度お詫び申し上げなくては。

てわけで、おそらくは震災の前の日以来お会いしていないのですが、特徴的だったメールアドレスに、適当なドメインをくっつけて送信してみました。

iCloud。ダメ。そりゃそうだよなあ、そんな簡単なはずないわな。

Gmail。あれ。サーバーからははねられなかったみたい。

さて。ちゃんとご当人に届くでしょうか。

2022年08月15 日 19時26分17秒

2022/08/13 19:35:12

九月の、きみの知らないうたは、柏原はねみさん

ですが、この人とは楽しく歌っているところを見てもらいたい。と考えて、曲を作ったり、リハーサルをしたり、を重ねています。

五月のちざわゆうこさんに続き、四谷コタン時代のお知り合いです。今年はそんな年になりましょうか。十一月も、そのコネクションです。

お知り合いと言っても、改めて今話してみて、どれほどもお互い知らないまま今に至ったかを思い知る、という有り様です。

やはり別に仲良しじゃなかったんだなあ。仲良しどころか、本当に、知らなすぎるので。

だから、僕の企画で四谷コタン絡みの人脈からお呼びしました、となったら、ああ、昔馴染みを連れてきたのね、同窓会気分ね、と思われる方もあるかもしれませんが、実際は、ただ同じ店で違う時間に歌っていただけ。そしてまだ、歌っているというだけ。

という関係なので、個人的にえらく新鮮ですし、その点ほとんど皆さんと変わりがないのです。楽しみです。

2022年08月13 日 19時35分12秒

2022/08/10 20:42:12

あれこれしている

あれもこれも手をつけてしまって、あたふたしている。というのが、今の状態でしょうか。

久しぶりに歌を作ろうとしたら、あれもこれも出来かけてしまって、全く落ち着かない頭になってしまいました。

特殊事情でしょうか。

ルーチンワークも滞るというもの。優先順位を精査して、ひとつひとつ処理していかないと、どれもこれも中途半端になりかねない事態です。

2022年08月10 日 20時42分12秒

2022/08/07 16:14:48

七月の空前の灯火につづき、八月は、お先にどうぞ

を、ネット配信に載せてしまいます。これじゃCDなんかもういらないなと思われるのも当然。とはいえ、それは面白くない話です。

ラブレコードがなくなるのをきっかけに、CD作品集でしか聴けないものは作り続けます。今はただ、旧作の整理をしているだけ。てことにしよう。

なにせ必死で長年作り続けてきた作品たちです。作るベースに、歌うペースが追いつかないという、馬鹿げた特殊事情があったまでです。

綺麗なぶれにくい方針が出来上がりました。スッキリしたなあ日曜日。

2022年08月07 日 16時14分48秒

2022/08/02 17:05:27

ラブレコードがなくなるのだそうです。

面白い名前だなあ、どういう意味ですか?と質問したら、愛の記録、とお答えいただいたのは、あれは後日談だったのか、いやそれとも一番最初のコンタクトの時だったのか。それすら危うい記憶の彼方になってしまいがちなのですが、とにかくラブレコードの北沢さんはユーモラスです。ギタリストであり、ギター教室もやっています。そういう方によく見られる傾向ですが、お仕事ぶりは本当にきちんとされています。

ラブレコードがなくなるのだそうです。これから、期限を決めて取り扱った全ての商品メーカーへの返品あるいは廃棄をしていくこととなりましょう。通販で僕の作品を大量に扱ってくださいました。それまで自分でやっていた僕の負担は大きく軽減されたものでした。ありがたい存在でしたし、新しい作品を作り、在庫をおさめるたびに、とても心躍りました。

彼は、商品を売る前に、必ずきいてくださりますから。

作者と販売者という純粋な関係が、続いてきました。恥ずかしいくらい多作な僕は、ラブレコードでも異色の存在だったことでしょう。トップページを見ればまさに一目瞭然ではありましたが。

CDという媒体が求められない時代が来ました。
当然の流れです。売れないものを陳列する理由はありません。


僕は、レコードでいえば、アルバムが好きです。自分を知らしめるには、大ヒットシングルをひとつもっていればいい世界なのに、それを決して目指さないのは、たったひとつの作品で括られたくないから、という気持ち以上に、アルバムが好きだから。

アルバムってなんだよ。かつては説明不要だったことも、時代の変化とともに説明を要するようになりましょう。受話器ってなんだよ、ダイヤルって何だよって説明をしなくちゃ分からないのと同じく。

アルバムはひとつの物語でした。その際、アナログレコードだった時代はオモテ面裏面があって、物語を二分するとか、二通りにするとか、上下にするか、そういった作り方が、自由の中に確実に存在したルールでした。そのルールの様式美に、僕はいまだに魅力を感じている次第です。今でも、A面B面を当たり前に意識するのもそのためです。

と言った暗黙の了解の上で、レコードという商品を取り扱う人たちがあります。レコードにはそういうかけがえのない魅力がある楽しい商品であるからこそ、それを取り扱って音楽愛好家との間を取り持つという役目ですね。夢のような関係であり、夢のような現存在です。

ある時代から、続々発表したシングルがいくつか数的にまとまった時点で、束にしたものをアルバムと称して売る、という形が一般化した頃にも、一方ではおそらく職人的に、アルバムを作り続けている人たちがあると思います。僕はそちら側を目指していました。

だからなおのこと、自分自身が一曲二曲では分かりにくい存在にならざるを得ないのだけれども、それでもいいと思ってきました。誰かしらメジャーどころの人が、アルバムという様式美について再認識させてくれる人が現れてくれさえすれば、じっくり時間をかけてアルバムを聴く楽しみを求める人々が、現れてくるだろうと。

アルバムを作る、とたったの七文字でかき表しますけれども。

一度やってみるとわかるのですが、そのために費やすエネルギーは膨大です。たしかに売れなければ尚のこと、そのエネルギーの効率の悪さは際立ちます。けれどもあの様式美には、最後まで拘り続けていたいと、改めて思うのでした。所詮すべて、好きで続けてきたことです。



ラブレコードがなくなるのだそうです。

愛の記録はもう、売れなくなりました。



九月十五日でラブレコードは終了だそうです。僕の作品の在庫も実は、大半がラブレコードにあるもので全てです。そしてもうすぐ、僕がCDを発表できる場所がなくなります。まだお求めでない作品があれば、もうこれが最後のお誘いと思って、お買い上げください。後始末も楽になりましょう。


2022年08月02 日 17時05分27秒

2022/08/02 06:19:43

八月になった模様です。気が付きませんでした。

このプログラムのバグによって、八月付の日記が一件もないまま八月の頭になると、何がしかのメッセージがトップページを賑わせるわけです。

そうだったそうだった。

月の初めには、一ヶ月を見渡すのだった。せっかくいいルーチンを考え出したと思ったのにそれまたすっかり忘れていたぞ。

八月になってしまいました。この感染状況を見越してかどうか、僕は八月九月にはライブを月一回しか組んでいませんでした。おそらく制作に精を出すためとかなんとか言って、ライブ休憩のつもりだったのでしょう。

九月一日を迎える頃には、お先にどうぞ、がリリースされており、九月のリミックス作業が始まると同時に、のこしがきの最終調整をしていることでしょう。

その間に、新しい歌を次々作っていることでしょう。

あ。昨日書き忘れたり、喋り忘れた本当の理由を思い出しました。

長いことお世話になったラブレコードが、無期閉店の予定を発表されました。みなさんから募ったからあげの写真をちりばめた動画を見て、お声かけいただいてから、十五年ほどになりましょうか。

時代の大いなる変化を感じざるを得ず、さすがにしんみりとして言葉も出ない、という昨日のお昼を過ごしたことを、今思い出しました。

2022年08月02 日 06時19分43秒

ご挨拶

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