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うつつのしらべ

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夢や希望を夢の中で語って何になる。だから現実をうたう。そんな形があっても良いだろう。なにぶん、何をやっても、形でしかないのだから。


夜をどおして越えて行けばいいのですか
肌と肌をすり合わせて暖をとりますか
心をもっとこすり合わせていたいのですが

夜をどおして越えて行けばいいのですか
息を交わす誰もいない夜はどうですか
細く苦しい電話の声で伝えきれないことを
どおしたらいいのですか
窓の外を見た

明日は明日の風が吹くというのですか
今の今も風の中にいるのですか
心をもっと風に揺らしていたいのですが


胸に抱えた胸に拡がった胸に支えた思いを
どおしたらいいのですか
窓の外に出た

夜をどおして越えて行けばいいのですか
目を閉じても終わりのない今日がありました
明日を夢見て明日を恐れて明日を見限った夜を
どうしたらいいのですか
窓の外は晴れ 窓の外は晴れ

君と生きて痛い


悲しみを知らないと
悲しさを知らないと
悲しくはならないでしょうか

生きていくことは漏れなく悲しいことを
脳に刻み続けること
忘れないようにたやすく癒えないように
絶えず傷み続けること

君は半分分かっているから
自らを傷つけてみたものだが
それが致命傷でない限り
大した意味を残さないことを知り

ああ君と生きて痛い

楽しみを知らないと
楽しさを知らないと
楽しくはならないでしょうか

生きていくことは漏れなく悲しいことを
脳に刻み続けること
忘れないようにたやすく癒えないように
絶えず傷み続けること

君は頭で分かっていながら
自らを貶めることが出来ず
それが身分証であることを
知りたくないと知っていることを知り

ああ君と生きて痛い   

眠れぬ夜は続かない


生きる資格無し
全部が本当でひきかえせない
私は誰にとっても価値なし
外した期待の数知れず
破った約束の数知れず
泣き疲れて眠り目覚めれば
疑いなく同じ事を繰り返して

結局あれからも生きてきました
さしたる理由もないままに
日本の平和には感謝しています
確たる理由もないままに

生きる自覚無し
本当が全部の生活の中
心のうちをさらけたつもりで
隠した失敗の数知れず
裏切った友人の数知れず
生き詰まって辞めるつもりでも
眠れぬ夜は続かないと知るばかり

結局あれからも生きてきました
さしたる理由もないままに
日本の平和には感謝しています
確たる理由もないままに

永遠の孤独


目を合わせないように
傷がひろがらぬように
行き交う街を僕も歩くよ
刷り込まれたような
同じ笑顔交わすのは
その場限りの熱いセレモニイ
 ねえわかりあうってことは
 こんなにも難しい
ずっと君はここにいて
ずっと君はそばにいて
どうしても 
泣きたい時があるから
ずっと君とここにいる
ずっと君のそばにいる
いつの日か信じること
つきとめたいよ

手を読まれないように
泥を被らないように
争う国に君も生きてる
長いものを誂えて
挙句畳むような人の
求めるものそれはヘゲモニイ
 ねえわかりあうってことは
 そんなにも恥ずかしい?
ずっと君はここにいて
ずっと君はそばにいて
どうしても 
泣きたい時があるから
ずっと君とここにいる
ずっと君のそばにいる
いつまでも信じること
つきとめたいよ

この温は真実
裏付ける科学は要らない
その温は刹那を乗り越える
力はもたない
あの温は真実
確かなものは全部
過去がさらってゆく

 ねえわかりあうってことは
 どんなにかあたたかいよ
 ねえわかりあうってことは
 何よりもあたたかいよ
ずっと君はここにいて
ずっと君はそばにいて
どうしても 
泣きたい時があるから
ずっと君とここにいる
ずっと君のそばにいる
いつの日か
信じることつきとめたいよ

はらいっぱいの慰め


どうでもいい誰かと過ごす一日
どうでもいい何かに耽る一日
案外僕らは見過ごしている
何処から何処までが大切か

おそらく明日には悔やむでしょう
精一杯出来なかった自分を
しばらく後には気付くでしょう
やっぱり間違いだったなんてこと
これ以上ないと思いついたことを
今すぐやっておかなくちゃね

今日の僕は昨日よりえらく
明日の僕は今日よりすごいもの
そうして自分を責めることになる
必ず自分を責めることになるから
これ以上ないと思いつくことを
今すぐやっておかなくちゃね
明日死んでしまうかも知れない僕や
明日死んでしまうかも知れないあなた

思い出のようです


曖昧な君の記憶に
曖昧な僕は刻まれる
知らない誰かとまざりながら
憂鬱な朝に蘇る
あの日あの場所の誰彼と
ごっちゃにされてはかなわないが

一夜を過ぎて季節を跨ぎ年をとって
変わらないようで変わってく自分に気づかない

僕は君を想いました
とても大事に思いました
よく知らない町で君を待ちぼうけました
君と時間を過ごしました
テレビも見ずに過ごしました
振り返る度に君は美しくなります

不器用なだけ深々と
お互いの傷は刻まれる
似たような誰かを避けながら
*
幸福な夜の入口で
あの日あの場所は蘇る
君の面影がやはり優しい

一夜を過ぎて季節を跨ぎ年をとって
変わらないようで変わってく自分に気づかない

僕は君を想いました
とても大事に思いました
会えない夜は電話をかけ続けました
君はまるで思い出のよう
今もきっと生きているのに
ただただもう二度と
会うことがないだけなのに

僕は君を想いました
とても大事に思いました
よく知らない町でただ歩き続けました
古い話と笑えるかわり
今日もひそかに願いました
思い出よりも君は美しくありますように

おもいの人


言い尽くせないほど思いを温め
いざというときに言葉が足りない
心は決まってる迷わず進める
稀に大胆で意外と言われる
待つだけの君の一歩は
大きく世界を変える
思って思って思うのは君の素晴らしい特技だけど
願って祈って叶うなら全て今頃君のもの

自分の一言の重さを量れず
思い切れなくて空気を飲み込む
心は決まってる悩んでも黙ってる
だから分からない人だと言われる
いつもと逆に窓を開け
見知らぬ世界に出会う
思って思って思うのは君の揺るぎない特技だけど
願って祈って叶わないそれを誰もが繰り返す

歩いてみた人だけが
新たな世界を拓く
思って思って思うのは君の素晴らしい特技だけど
歩いて走って躓いて思い直して生きるだろう

やさしさへの道


どれくらいのやさしさが欲しいのでしょう
あげたりまたもらったり繰り返して知るのでしょうか
いつまでもって誰よりもって今よりもって思えば
それならいっそ二人でいっそ分け合えばってなるの
遠くなる記憶に人は意味を求めてさまよう

これくらいと量れない 加減がむずかしい
落としたりまた拾ったり探す度見失う
これまでだってそれまでだって丁度良いってことはなく
それならいっそ一人でいっそ暮らそうかってなるの
遠くなる記憶に人は意味を与えて
安らかなる心よ
寒い寒い一人の夜に
誰かを励ますようなこと思いつくのは
やさしさですかやさしさですか
やさしさへの道は長く厳しい
いつも道にたたずむ迷い人

一番遠い所


答えばかり探していた 焦熱の日々
何処へ行けばいいのか たずねるばかり
出会うために僕らは どれだけ歩いた

白紙答案で逃げていた やり過ごす日々
何を主張すればいいのかさえ 訊ねるばかり
選ぶために僕らは 何をしてきた

どおしたらもっと遠くへ行けるだろう
君は僕と出会った そして僕らは決めた
どおしたらもっと遠くへ行けるだろう
一番遠いと聞いた 夢や理想と出会う場所

ゴールばかり目指していた盲目の日々
どれが近道なのか たずねるばかり
転ぶために僕らは歩いていくのか

台詞ばかりさがしていた 寝不足の日々
いまかいつかと願い掲げるばかり
明日のために僕らは眠りにつくのか

どおしたらもっと遠くへ行けるだろう
君は僕と出会った そして僕らは決めた
どおしたらもっと遠くへ行けるだろう
一番遠いと聞いた 夢や理想と出会う場所

迷う意味を閉ざした時代とともに

どおしたらもっと遠くへ行けるだろう
君は僕と出会った そして僕らは決めた
どおしたらもっと遠くへ行けるだろう
一番遠いと聞いた 夢や理想と出会う場所

どおしたらもっと遠くへ行けるだろう

行こう


どこまでも行こう
およそ真実は果てにありその姿はありやなしやで
ぐるぐる遠回り
どこまでも行こう
およそ現実は巡る壁その堅さは不条理の束
くるくるめまぐるま
滑って転んで頭を打ちつけた爽快さは
何物事にも換えられない
どこまでも行こう 迷う分だけは欲もある
どこまでも行こう 泣いた分だけは夢がある

どこまでも行こう
およそ緻密な予定にも避けられない落とし穴と
意外の罠がある
どこまでも行こう
およそ親密な関係も流されては途切れもするし
意外の縁もある
滑って転んでお尻を打ちつけた爽快さは
何物事にも換えられない
どこまでも行こう 迷う数だけは道がある
どこまでも行こう 道の数だけは夢がある
どこまでも行こう 笑う数だけは福は来る
どこまでも行こう 福の数だけは笑えよう
どこまでも行こう ただ笑うために行こう

どこまでも行こう
およそ真実は果てにありその道のりに意味を感じて
堂々巡りつつ

Information

型番:PMCD-IF23
発売:2005年 12月
価格:¥628

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ジャケット デザインはTOMO工房さま

2005年12月11日より、ラブレコードにて販売中

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