シンガーソングライター石村吹雪オフィシャルサイト

トップ > 

日日是策案日記  ( 2023-04 )

2023-03< 2023-04 >2023-05

2023/04/25 12:00:00

世界ペンギンの日によせて

思えば、どうして僕はペンギンが好きと言ったのでしょう。

だいたい、ペンギンは皆んな好きです。みんなが好きというものを、僕がいうことって、だいたいないんです。いわゆる、へそ曲がりとかあまのじゃくとか呼んでください。

それがどうかした。このおもい。

2000年ごろでしたか、べんべんというバンドに、ぺんぺんというペンギンキャラクターが添えられるようになったのは。

その後2003年末、独立するにあたり、教室のキャラクタにペンギンの絵を描いていただいたおかげで、僕はこの厳しい業界の片隅で、生き延びることが出来ました。

大げさな言い方ではありません。真実です。それは、幸運としか言いようがありません。描いてくださった吉田朋子さんには死ぬまで頭が上がりません。

ところで、ではなぜ、ペンギンだったのか。

なんとそれは、遡ること半世紀ちかく、僕が8歳か9歳のころ、近所にすんでいた平石くんとの思い出話まで一気に戻らなくてはなりません。平石くんは、弟の同級生のお兄さんです。何故か、好かれていたなあ。

で、ここまで書いておいて何ですが、詳細が非常にぼんやりしています。とにかく、僕は弟とともにペンギンというグループで、歌を作ってうたっていたのです。

またゆめかうつつか意味不明のことを書いていると思われると思いますが、これは思い違いではなく、事実です。ただし、実際に誰かの前でうたったことはないのです。でも、歌は作りました。これは弟に訊けば覚えている筈です。もう訊くこともありませんが。

これが、僕とペンギンの一番最初の接点です。多分おそらくほぼ間違いなく、その次が、ぺんぺんになります。あの時きっと、十歳未満のころのことを思い出したのでしょう。

僕とペンギン。世界ペンギンの日によせて。

2023年04月25 日 12時00分00秒

2023/04/23 09:24:22

きみの知らないうた、ご来場ありがとうございました。

年度が変わる時期ということもあり何かと忙しく、また、自分も含め体調も崩しやすい四月でありました。そんな中、時間にも遅れず足を運んでくださった皆さんがた、ありがとうございました。おかげでまた、歌いつづけられます。

白鳥麻子さんをお招きしました。本当は、彼女の曲、僕の曲いくつか、最初に一緒にやれたらよかったのです。が、僕が三月の二つのワンマンに向けて、二月下旬に少し思い悩むことがあったり、実際三月に入ったら練習ばかりになったり、ダメ押しに風邪をひいたり、急にべんべんをやったり裏でしろくま図書委員会があったりで、二人で演奏する準備をするはずが全然できなかったのでした。

今思えば、二月初旬の時点でスケジュールを決めておけばよかったのに、そこに悔いが残りました。でもこれに懲りて、年内に必ずやろうねと約束をしておきました。約束までは自由です。約束って守らなくちゃならないし相手との合意が必要だし、と思い込んでいましたが、世の中には結果的に守られない約束もあるし、合意なんかよりも強引な宣告でも身勝手な約束にはなるし、だから約束って言葉の使いようも自由だなと思えたことで、約束までは自由という歌を書き最後に歌いました。歌を作るのは自由ですが、自分なりにルールはあるものです。

という話をここにねじこみつつ、すでに彼女には、僕が滅多に歌わない歌のデモを送ってありますし、次回はちゃんと予定を組んで臨もうと思っています。僕は、白鳥麻子は、うたを作って歌う行為活動に対しての思い入れが強い人であると思っています。きっと僕同様に、これがないと、自分なくなっちゃうのだと思っていると思うんです。その切迫感のようなものが根底にあるところが好きで、お声かけをしていた次第です。期待どおりに、きみの知らないうたをきちんと歌ってくれました。素敵な演説をしながら。次回にも期待です。

それに対して僕は、火曜日に行ったツイキャスで様子をみておいた懐かしい曲たちを沢山繰り出しつつ、結果的にひどく新しいうたたちも並べる、という可笑しな構成になりました。まさに、きみの知らないうたたち。

また今月も宣言どおり、踊り場でシャドウからぼくの宿題まで、図書委員に夢中の ぼく シリーズをお送りできました。このシリーズの特徴は、いわゆる普通の進展は望めない、ということです。きっと ぼく は、図書委員と仲良くなんかなれない。図書室の前をうろうろうろうろし続けるのだと思います。そう書いてみると不気味そのものですが、その中で、ぼく が、読書に目覚めていく過程くらいまでは、歌にしていきたいなと思っています。まだそんな歌、ないですけども。どう考えても、そこまでは長いだろうなあ。

2023年04月23 日 09時24分22秒

2023/04/18 13:07:54

さあきたぞ、音楽能力検定。

四月十八日午後一時、ついにこんなメールがやって来ました。

検定大好き日本人にはぴったりなことでしょうけれども、少なくとも、音楽をやるために、権威はいらない。資格もいらない。技能だっていらない。余計な知識なんか無駄そのもの。

私は、やっぱり教育者ではないのかも知れません。先生なんて呼ばないで。だから以下コピペ。


音楽教育ご担当者様

拝啓 陽春の候、貴校におかれましては益々御清祥のこととお慶び申し上げます。


さて、この度は音楽能力検定試験のご案内でございます。

 昨今、音楽知識や音楽技術に関する情報はインターネットの普及もあり世の中に氾濫しております。

発信されている情報の信頼性に対しては明確な基準がなく、受け手の個人的な判断に委ねられているのが現状です。

 当協会は、検定資格の取得による音楽知識・音楽技術の基準の明確化を図り、より信頼で きる情報発信と学びの場を創造することにより、安心できる音楽環境の実現を目指しております。

 つきましては、下記のとおり検定試験のご案内をさせて頂きます。御教室の益々のご発展と、生徒様の実力考課に、この検定を大いに活用頂けますことを願っております。

                                敬具

音楽検定実施日程

受検申込期間 随時

受検期間   毎月11~20 日

学科試験   多肢選択式問題・筆記問題 30~60分(級による)

合格発表   受検期間と同月の21日~末日

受検料   税込 3,300円~7,700円(級による)

検定試験詳細・申込方法   別紙参照
--
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
一般社団法人 日本音楽能力検定協会 

2023年04月18 日 13時07分54秒

2023/04/11 19:32:28

しろくまがやってきた

無事に、しろくま図書委員会をお披露目できました。
四谷コタン時代の出演者仲間たちがたくさん集まってくれたおかげで、賑やかでアホらしくて楽しい夜になりました。

はねみさんは昨年九月にきみの知らないうたでフィールドにお越しになり、十月に飛び入りでまたくる来年のために歌を作って来られたり、その過程で、どえらい人かもしれないと気がついたのでした。が、その想像をずーっとずーっと超えていました。

この日の告知のためにも書きましたが、ソロプレイヤーは一途ですが頑固です。作詞も作曲も自分が納得しなきゃ外には立ちません。

それがどうかした。作詞と作曲の分担だなんて。まどろっこしいことを、迷いもせず早くも30曲あまり作ってしまいました。

更にそれが自然だったために、べんべん再会の歌まで書いてもらった始末。当の岡崎くんも、てっきり僕が書いたと思ったとさ。


戻ります。とにかく手探りの初回につき、お話の素材をばら撒くことに専心しました。

世の中には、本好きの人と、本と無縁の人がいる。それらはほぼ、噛み合わない。本好きの人は、本を異様に大切にする。図書委員は、読書を勧めるものである。それらのためには、なんでもする。


僕自身は、本を読み始めたのは大学生になる頃から。それ以前は教科書にもノートにも、昼寝の際に分泌した涎をこびりつかせるような制服時代でした。さらにもちろん、本当は学校の図書室の場所なんか記憶にありません。どこにあったんでしょうか。

図書委員って、何する人?実はそれを僕は、次々と書き上げられてくる歌詞を通じて知っていく、という活動になっています。

とても毎月できる内容ではないので、またゆーっくりと準備をするのであります。ご来場ご視聴、また、アンケートへのご協力も、ありがとうございました。次にお会いできた暁には掛け声は、しろくまーっ。でよろしくお願いいたします。

2023年04月11 日 19時32分28秒

2023/04/03 19:02:20

鼻がようやく通ってきました

マスクを外して歩くと、気持ちがいいです。言うまでもありませんが。

だけど、この習慣に慣れすぎた人が多数派なために、外したくても外せない人もありましょう。そんな人のために、率先して外して歩いてみせましょう。

という姿勢で三月なかばから積極的に過ごしていました。が、自分の身体を過大評価していたようです。

ひとごみにいざ、入ったと思ったら、あっという間に風邪症状になってしまいました。だいたい、もともとひとごみは苦手なはずだったのに、無理をいたしました。

毎日の更新、および、スタンドFMの更新は、十日分くらいとりためておきましたが、見事、この期間は、やっといてよかった。です。

だって、その後三月末日のべんべん会合の日も、あんまり声が違って疑われたくらいでした。

そんな状態からようやく、回復。なので、四月四日は久しぶりにツイキャスをやれそうです。

いやあまいったまいった。

2023年04月03 日 19時02分20秒

2023/04/01 00:00:01

四月一日になりました。

毎月のライブを再開して十年。べんべん終えてから二十年。という節目の三月が過ぎさり、名実ともに新しい時節が始まる、四月です。

そう、これは区切りと呼ぶにふさわしいかも知れません。もちろん、以前同様に続けてきたことは続けて行きましょう。

ライブでは、しろくま図書委員会を打ち出すに向けて少し分量多めに頑張ってきた内容もまた、趣を変えていくでしょう。

新しい一ヶ月をどのように過ごすのか、そして五月のアタマに自分が、何を、どんなことを考えているのだろうか、それはちょっと今は想像がつかない、楽しみなことのひとつです。

2023年04月01 日 00時00分01秒

ご挨拶

  • twitter
  • instagram
  • facebook
  • youtube
  • LINE登録
  • お問い合わせ
ページのトップへ戻る