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日日是策案日記  ( 2021-11 )

2021-10< 2021-11 >2021-12

2021/11/23 09:29:40

時どき思い出すお話。だから前にも書いたかしら。

あれは高校一年生だか、二年生だったか、それはそれは遠い思い出の中で、全くはっきりはしないのだけれども、とにかく東京労音会館というホールが、水道橋にあったのです。

その住所が西神田だったのか、三崎町だったのか、とにかく今や再開発も相まって、まるきり見た目の違う街になっているのだけれども、たまたま、シブイオンガクスタヂオ発祥の水道橋と、今の神保町教室の間あたり、つまり今でもゆかりのある地域だったのです。

新聞の片隅に、小さな広告がありました。中牟田俊男コンサート。労音会館。と。どこよそれ。あの時一体何を頼りに、僕と河野くんはふたりで出かけて行ったのか、今思えばそれも謎です。とにかく、電車一本20分で行ける場所らしいことが分かったので、迷わず出かけたのです。

ちなみに僕らは、1982年12月の武道館公演にも出かけていた仲です。チケットの買い方などわからず、新聞配達を終えたその足でとにかく武道館とやらに向かい、発券所もわからず、夕方まで武道館の庇の下でこっそり風を避けて過ごしていたものでした。

話を戻します。労音会館でのコンサート、にも無事に入れて聴くことができたはずです。でも、一番強烈に覚えているのは、終演後、楽屋口をうろうろしていた僕らを見かけて、階段の上からお姉さんがおいでおいでをしてくれて、楽屋に入れてくれたことです。

そこには、中牟田俊男さんはもちろん、千葉和臣さんもいました。のちに四谷コタンで再会するわけですが、そんな想像をするはずもなく、大人たちの中に入って、しばらく過ごしました。

あの、手を振って僕らを招き入れてくれたおねえさんは、誰だったのかな。もしや、この人だったのかな。と思うことが何度かありました。千葉和臣さんのライブの時に必ずいるおねえさん。それは四谷コタン時代、ブッキングが何年かに一度一緒になった機会ですからそれから10年あまり後の1990年代後半の話。

しかし結局、尋ねることはありませんでした。今思えばさほどでもないけれども、とにかく当時の僕にとっては古いお話でしたから。でも今年、もしやのその人の訃報に触れたとき、やっぱり尋ねておくべきだったかと思ったことを、先ほど思い出しました。

なんでそんなことをまた急に、思い出したのでしょう。あ、そうか、コタンで久しぶりにあべあきらが歌うらしく、なんとその日は千葉和臣といっしょ。こんなめちゃくちゃなブッキングをなんでまた、やるんだろうかあの店と、訝しく思ったせいでしょう。僕が最初にギターをコピーしまくるということをやったのは千葉和臣パートでした。三つ子の魂です。

2021年11月23 日 09時29分40秒

2021/11/21 08:31:28

ご来場ご視聴、感謝申し上げます

毎度、どうもありがとうございました。きみの知らないうた、マスクのしたでハミング、楽しかったですね。


またくる来年のために、がまるまる三年くらいになりました。今調べてみたら、どうやら最初は2018年10月だったようです。僕は彼らに対して指導する立場ではないし、実際にしていないこともあって、ここまで来るのにえらく時間がかかりました。手取り足取りやれば、半分で済んだかな、とは思います。高校生の文化祭並みの演奏の企画から始まって、二十代の社会人なみにはなってきたでしょうか。お付き合いくださる客席の皆さまがたには改めて、感謝申し上げます。

まあ、新しいオリジナル曲を期限までに用意して演奏するということは、確かに口で言うほど簡単ではないです。実際、僕がそれを望んで対バン相手が作って来られなかったケースはいくつもあります。僕自身もこの3年の間に一度か二度は、どうにもならなかったことがありました。またこの一年、無観客配信の環境、つまり直接の反応の乏しい中で新しい曲をやり続けていくことの過酷さを体感しています。

でも、僕らのような存在は、作る技術の向上がなければ何も残せないのです。どんなに価値ある、記憶にきっちり残る演奏ができたとしても、再現性のある楽曲が残らなければ、ただの趣味の時間です。どんなに実際は準備に時間をかけたとしても、受動的にyoutube見て過ごした1時間と等価です。だから、その技術は厳しい聴き手の存在に挟まれて、磨かれ続かなくちゃならないと思っています。

僕が新しいうたづくりに執拗にこだわるのは、誰かが口ずさんだり、ギターでもピアノでも弾いて歌ってみたりしてくれるような楽曲を作れるようになるため、です。えかきうたのように、違う要素との兼ね合いで、それが叶う場合もあるのだと知りました。が、自分の歌もやっぱり自分のためばかりではなく、人のための曲作りをしたいじゃありませんか。修行です。

今月もそんな僕にお付き合い、ありがとうございました。精進を続けてまいります。

それにしても、ようやく寒くなってきました。お昼のお弁当に、インスタントの味噌汁をあわせるのが最近の楽しみです。おいしいなあ。でも、割高だよなあとどうしても思ってしまいます。

2021年11月21 日 08時31分28秒

2021/11/17 12:54:07

金子の肩書をどうするか、だよなあ

2021年11月17 日 12時54分07秒

2021/11/01 00:00:01

いよいよ鬱陶しいのが、手数料というもの

やっぱり、シブイ体験予約サイトの仕組みも自作した方がいいような気がして来たのでした。そもそも、予約しても当日こない人が少なからず発生すると、僕は辛抱できても、雇われ気分の講師には我慢がならないものです。当然です。時間をおさえて待っているのですから。

だから、クレジットカード利用前提の前金予約制にしました。これはとても有効でした。きちんと連絡の取れる人なら、可能な限り時間の変更も受け付ければいいし、ご本人都合の当日キャンセルでも入金漏れがなくなるからです。報酬が支払い可能になるのです。

だけども、そういった処理を代行してくれるサイトは便利ながらも当然のこと、手数料が別途差し引かれます。これも当然のことです。がしかし、これを自作してしまえば、無料にすることが可能になります。

それは分かっていたのですが、やっぱりその手間がかかります。当たり前です。で、自作だと例によって見栄えが悪くなりがちです。僕の場合はことに。でも自作してしまえば、当然のこと入金のこと以外も合理化できます。やはり、やるべきか。

手数料無料をいいことに面白がって利用して来たペイペイもいよいよ10月から手数料が差し引かれるに当たり、やはり、やるべきか。という気持ちが湧いて来ているのです。

2021年11月01 日 00時00分01秒

ご挨拶

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