シンガーソングライター石村吹雪オフィシャルサイト

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ひろいもの

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ひろったものは警察に届けましょう。とどけても仕方のないものは辞めておきましょう。

ごあいさつですな


誠に残念なことながら
私大衆に媚びることが出来ません
故、どうか無粋はご容赦下さい
目の前のあなたがすべて
あなたが笑えばそれでいい

誠に残念なことながら
私上役に取り入ることが出来ません
故、どうか無礼はご容赦下さい
目の前のあなたがすべて
あなたが笑えばそれでいい

右斜め前へ進め


きみのために ありやなしや
醤油は世界一
きみのために ありやなしや
納豆かきまわせ

軽く噛んで 軽く噛んで
軽く舐めて 軽く舐めて
萎え行く五感 ヤスリをかけて

きみのために ありやなしや
醤油は世界一
きみのために ありやなしや
納豆かきまわせ

舌の上で 下の上に
載せたら弛緩 堅くて御免
枯れ行く股間 ヤスリをかけて

きみのために ありやなしや
醤油は世界一
きみのために ありやなしや
納豆かき回しすせそ

あなたへの旅


僕を買ってはくれませんかお姉さん
安売りするつもりはありませんが
まず見てってはくれませんかお姉さん
僕の生涯の取り柄は健康が第一
本当のことを言えば一年中元気です
旬を過ぎたなんて失礼な話

僕を食べてはくれませんかお姉さん
ここまで来たからには決めてます
立ち止まったそこのあなたよお姉さん
僕が目指して来たのはあなたの中

僕を買ってはくれませんかお姉さん
安売りするつもりはありませんが
まず見てってはくれませんかお姉さん
僕の脂の乗りっぷり一目で分かる
長い旅をして来ました時には追われながら
お疲れさまなんて寂しい話

僕を食べてはくれませんかお姉さん
ここまで来たからには決めてます
立ち止まったそこのあなたよお姉さん
僕が目指して来たのはあなたの中

僕を買ってはくれませんかお姉さん
安売りするつもりはありませんが
まず見てってはくれませんかお姉さん
昨日まで泳いでた身体はぷりぷりな筈
どこを目指すべきかと迷う時もありました
成り行きまかせなんて失礼な話

僕を食べてはくれませんかお姉さん
ここまで来たからには決めてます
立ち止まったそこのあなたよお姉さん
僕が目指して来たのはあなたの中

雨のち曇り時々雨


宇宙人じゃないから地球は見渡せない
理屈は立派なものあなたは口だけ未満
走れないなら歩いてみせて
やさしさだけじゃ行き詰まるから

雨のち曇り時々雨
はっきりしない男
やることなすこと言うことも
風を読むどころじゃない

風任せであるより風向きをまずみよう
理屈も頼りなくてあなたは口だけ未満
動かないのか動けないのか
やさしさなんか役に立たない

雨のち曇り時々雨
はっきりしない男
やることなすこと言うことも
風を読むどころじゃない

雨はつねに天の恵み
次は晴れが来るよ
そうしたらどうするの

雨のち曇り時々雨
はっきりしない男
やることなすこと言うことも
風を読むどころじゃない

あなた


一途な気持ちも
いずれは思い出の一つになる
来る日も来る日も笑えるものならば
神様だっていらない
だからそこのあなた
眠れないほど楽しみな明日を
だからこそのあなた
夢に見る程今笑わせて

大きな夢ほど
いつかは笑いぐさ摘まれてゆく
こつこつこつこつ確かになるならば
神様だっていらない
だからそこのあなた
眠れないほど楽しみな明日を
だからこそのあなた
夢に見る程今笑わせて

ソロプレイヤー


今夜独りでやりました
何でも独りでやりました
明日も独りでやりましょう
案外独りでやれるもの

私は独りで行きて行きます
なんて台詞を覚えたから
その気になってみた矢先
恋をひとつふたつああ

去年も独りでやりました
今年も独りで致します

今夜独りで致します
何でも独りで致します
明日も独りで致します
あれこれ独りで致します

私は独りで生きて行けます
そんな台詞に踊らされて
その気になってみた所
風邪をひとつふたつああ

昨日も独りでやりました
今夜も独りで致します

生きてゆく力


ある朝の通勤電車
見たところ三十前後中肉中背
会社員よくある感じ
首からは携帯電話
肩幅に開く脚と聖教新聞
堂々と掲げるように

信心こそ現実をかえる力!※
堂々と誠実に※南無南無南無

だいちゃんがいうんだから正しい×3
それはそれでそうなのかもね

信心こそ現実をかえる力!※
問題は何をどう変えたいかだ

私が言うのだから正しい×3
当り前が心細いね

だいちゃんが言うんだから正しい×3
それはそれで心強いね

※ 原文のママ

きしめんの詩


振り乱す髪はなびかせ
なんとなく走って来たの
夢のため夢の言い訳
聞き流す父の笑い声

どこからか聞こえて来た
次はセンダガヤ
相づちを打つ誰か捜して
耳をそばだてる

ああああ夕暮れいつものスーパーで
なぜかきしめんかごにいれた

城もなく竜もないのに
なんとなく浮かれた町で
夢を追う夢物語
聞き流す父の笑い声

どこからか聞こえて来た
次はセンダガヤ
相づちを打つ誰か捜して
耳をそばだてる

ああああ夕暮れいつものスーパーで
なぜかきしめん かごにいれた
ああああ夕暮れ手近のコンビニで
なぜかきしめん さがしている

いえなかった


出会った日のことを
誕生日のように
私はおぼえてる
眩しいあなたのすべて

血が出たり熱出たり
心配ごとが増えて
私が増えたような
おかしな気持ちになった

ありがとう
あの場所であの日に出会えたこと
ありがとう
あの年にたまたま出会えたこと

宇宙の片隅の
塵と塵の出会い
手のひらで触れられる
それが私の世界

ありがとう
生きていて明日また会いましょう
待ちぼうけ
すれ違い
何度か嫌いになった
私はそのたびに
赦すことを知った

ありがとう
これからもあなたを忘れはしない
ありがとう
お元気でいつかまた会いましょう

やさしくない


多分僕は人並みよりはお人好し
その日その場の誰かの安心を
ひそかな自尊心と交換できる
いい人と言われがち

そして僕も誰かもきっと間違える
どんな時にも懐一杯の
気休め言葉だけは期待できる
やさしい人と言われ勝ち

よかれと思ってしたことが果たして
あなたのためになりましたか自分のためになりましたか

君が笑ってくれるなら
僕はいくらでも傷つこう
君が笑ってくれるなら
僕はいくらでも傷つこう
なんてやっぱり思ってない
なんて絶対思ってない
やさしくない

きっと人はなれ合うことで得た物に
愛や情けと名前を付けては
みだりに依存心とすりかえながら
それらは不変と信じがち

よかれと思ってしたことが果たして
あなたのためになりましたか自分のためになりましたか

君が笑ってくれるなら
僕はいくらでも傷つこう
なんてやっぱり思ってない
なんて絶対思ってない
君が笑ってくれるから
僕はいつまでも頷こう
君が笑ってくれるから
僕はいくらでも傷つこう
なんてやっぱり思ってない
なんて絶対思ってない
やさしくない

Information

型番:A144
発売:2011年 07月
価格:¥1,047

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